シロアリ対策

シロアリに蝕まれないように

シロアリ対策の業者

効果的な予防

シロアリ対策で一番有効なのは、建築時に先手を打って侵入されにくい木造住宅の設計をすることがなにより重要になるでしょう。 そうすることで新築された住宅の安心感が増しますし、何十年もの長期間そこで生活することを考えると当然の先行投資なのでケチってはいけません。 なにひとつ予防措置をとらないままでは素敵なマイホームもいつシロアリの被害に遭うかわかりませんし、毎年何百億円もの損害を与えているらしきこの小さなアリを見くびっては癒し空間の代名詞「木造住宅」に住まうことはできないでしょう。兆候が現れたら対策しよう、とぬるい考えでは発見時には手遅れです。 主な侵入ルートは床下の土中からなので、日中は専業主婦が建物に居座り洗濯物を干したりドラマを観たり食器を洗浄していても簡単には気付きません。 床下から始まって柱や家具に被害が出てきてようやく発見されるケースが大半なので、見つけてから対策しても手遅れになるのです。 なのでシロアリ対策は新築時やリフォーム時に予防することに尽きるのです。被害が進行してからでは遅いのです。

土壌処理

シロアリの大部分は地中から住居内に侵入するため、その経路となる土壌を改良してアリが踏み込まないようにしてやるのが効果覿面です。 床下の全面にシロアリの嫌がる薬剤を散布して侵入を防ぐのですが、環境汚染をしないよう薬剤選びをしなければなりません。 土壌には散布ですが木材には吹きつけや穿孔注入で薬剤を浸透させ、木造住宅の天敵シロアリをシャットアウトします。特に湿気が多くなりそうなバスルームやキッチンの床下には防蟻層を設置します。 これさえあればシロアリをそこで食い止めることができますので、例え近所の公園や庭先にシロアリが発生していても本丸の住居には指1本触れさせることはなく、昼だろうが夜だろうが枕を高くして眠ることができます。 これらの処置は新築時や改増築時に行うのが効率的ですが、もしやり忘れていて急遽対策したいのならとりあえず薬剤の散布などしてもいいでしょう。 人体に影響の少ない低毒性薬剤の使用をお勧めします。

被害に遭ったら

もし対策が不十分で構想3年の新築マイホームがシロアリ被害に遭ってしまったら、急いで駆除しなければなりません。 はっきり言って素人が行うよりも研修を受けているプロの業者にお任せしたほうが確実ですので、インターネットでお住まいの地名とシロアリ駆除をキーワードにして検索し、頼れそうな駆除業者を探しましょう。この作業ではただシロアリの巣を駆除するだけではなく、再発防止も含めて対策がされるので心強い限りです。 いまある巣を除去して活動中のシロアリを根絶させたとしてもまた同じルートで次の大群がやってくるかもしれないので、根本的に解決しようとするのなら原因となる出入り口を封じなければならないのです。シロアリ駆除とはただ駆除するだけの対策ではなく、予防も込みなのです。 住民など一般人はその知識が少なくこれがなかなか出来ないので、無理せずに必要とあらば専門のハンターにお任せしましょう。